寝ている間の歯ぎしり・食いしばりは要注意!

こんにちは。熊谷デンタルクリニックです。
3月になり、春の暖かさを感じられる季節となりました。春は過ごしやすく、日中に眠気を感じる方も多いかもしれません。
しかし、「寝ても疲れが取れない」「起きた時に顎に違和感がある」と感じる方は、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があるため、注意が必要です。
そこで今回は、寝ている間の歯ぎしりや食いしばりについてお話しします。
寝ている間の歯ぎしり・食いしばり
寝ている間に行う歯ぎしりは「睡眠時ブラキシズム」と呼ばれます。自分では気付かないうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまい、その結果、さまざまな悪影響が生じ、睡眠の質が低下してしまうことも少なくありません。
さらに、歯がすり減って割れてしまったり、歯ぐきに強い力がかかることで、歯周病の進行や顎関節症を引き起こすこともあります。
睡眠時ブラキシズムの3つのタイプ
- グライディング:上下の歯をぎりぎりとこすり合わせるタイプ
- タッピング:上下の歯をカチカチと連続して噛み合わせるタイプ
- クレンチング:歯を強く噛みしめるタイプ
歯の健康への悪影響について
1.歯の摩耗・欠損
寝ている間は歯を食いしばる力を自分でコントロールできません。そのため、毎日のように歯ぎしりをしていると歯が欠けたり、すり減ったりしてしまいます。これによりエナメル質が削れてしまうと、歯の内部の弱い部分が露出して、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
2.詰め物が欠ける
歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い圧力がかかることで、詰め物が欠けてしまったり、歯と詰め物の間にすき間ができて、そこからむし歯になることもあります。
3.顎関節症
歯ぎしりは歯だけでなく、顎にも強い力がかかります。そのため、顎関節症の原因になることもあります。
4.歯周病の発症
歯を食いしばることで、歯と歯ぐきの間にすき間ができやすくなります。このすき間に歯垢がたまると、細菌が繁殖しやすくなり、歯周病のリスクが高まります。
5.歯のすき間が広がる
食いしばる力によって、歯や顎の骨に負担が掛かり、歯と歯のすき間が広がってしまうことがあります。
寝ている間の歯ぎしり・食いしばりの対策について
マウスピースの着用
歯科医院で一人ひとりの歯に合ったオーダーメイドのマウスピース(ナイトガード)を作製し、寝ている間に装着することで、歯や顎、首や肩への負担を和らげることができます。
歯列矯正
噛み合わせの悪さが原因で歯ぎしりや食いしばりが起きている場合は、歯列矯正によって改善できることがあります。
ストレスの発散
歯ぎしりや食いしばりの主な原因はストレスといわれています。そのため、スポーツや趣味など、ご自身に合った方法でストレスを解消することも効果的です。
まとめ
寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは、睡眠の質を下げるだけでなく、さまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。「ひょっとして、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているかも?」と心配になった方は、一度歯科医院を受診することをおすすめします。
当クリニックでは、歯ぎしり・食いしばりの治療や、顎関節症の治療も行なっています。気になる方はお気軽にご来院ください。

