こんにちは。
熊谷デンタルクリニックです。

朝や夜はまだまだ冷えるこの時期、歯が痛くなることはありませんか？
寒くなると肩こりになることが多いように、歯の痛みも出やすくなります。
今回は寒い日の歯痛についてお話しします。

寒い日に歯が痛む原因

寒い日に歯が痛くなる原因は大きく分けると2つあります。

かぶせ物やつめ物の冷えが引き起こす歯の痛み

歯の神経が残っている場合のクラウン（かぶせ物）やインレー（つめ物）は材質によって、痛みを感じることがあります。
とくに、歯の神経に近い位置へセットされているケースでは、修復素材が冷えると神経にその冷たさが伝わり、痛みとして感じてしまいます。

歯ぐきの血行不良が引き起こす歯の痛み

歯を支えている歯ぐきは体の末端にあたり、無数の毛細血管があります。
健康時は免疫機能が働き、歯周病菌を抑え込むことができていますが、冷えなどで歯ぐきの血行不良が起きると、歯ぐきの免疫力が下がり、歯周病菌は悪さをし始めてしまいます。
そして歯周病などによって、歯ぐきが下がり歯の根の象牙質が露出すると、神経が刺激され歯の痛みを感じるのです。

定期検診を受診してください

かぶせ物やつめ物の問題がないかチェックしましょう。
また、歯周病などによる歯ぐきの衰えを防ぐためのクリーニング、正しい歯みがき方法の指導なども行なっています。
少しでも歯痛を感じた方は、お気軽にご相談ください。