こんにちは。熊谷デンタルクリニックです。
みなさんは歯が痛いときの食事をどうしていますか？
食事がしっかりと取れないと、栄養が不足し治療後の傷口の治癒速度も遅くなることもあります。

スープは歯が痛いときの強い味方

スープは歯が痛いときや普段通りに食べられないときにもオススメです。
噛むのがつらいからといって、お茶などの飲み物だけになってしまうと栄養不足になります。
たっぷりの野菜をやわらかく煮込んだスープなら、歯に痛みがあるときでも負担にならず食べることができます。
お口の中が痛みで熱く感じるといった場合なら冷たいスープも。栄養を摂りながら熱を冷ましてくれます。
場合によっては、具材を潰すなどお口の状態に合わせて工夫してみてください。
ですが歯の痛みが長引くようであれば、歯科医院を受診しましょう。

歯が痛いときにNGの食べ物は？

歯が痛いときに食べない方がよいものはなんでしょうか？

甘いものは避けてください。むし歯菌は糖分を栄養にして歯を溶かす酸を作ります。
糖分を多く含む甘いものは、歯の痛みを悪化させる原因になるため、甘いジュースやスポーツドリンクなども要注意です。

レモンやグレープフルーツ、みかんなど柑橘系の食べ物も控えた方がよいでしょう。
柑橘系の果物には強い酸が含まれてるため、酸によってむし歯や知覚過敏が悪化する可能性もあります。

むし歯が進行して歯がもろくなっている場合には、歯が欠けてしまうリスクがあります。
痛みにもつながるので、気をつけてください。

今回は歯が痛いときにオススメの食事としてスープを紹介しましたが、うどんやおかゆなど、あまり噛まなくてもよいものがよいでしょう。
スープは矯正治療中で硬いものが食べられないときや、顎関節症で咀しゃくに痛みがあるときにもオススメです。
もしも熱いスープが歯にしみる場合は、むし歯や歯周病、知覚過敏など、歯の病気のサインかもしれません。
長引く痛みやお口の中の違和感に気づいたときは、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。